やっぱりミネラルウォーター?水道のお水では美味しくないの?2020年05月04日 | 生活
美味しい水の定義
残念ながら味覚は人によって感じ方が違いますので、美味しい水を一概には決められるものではありません。
昭和60年、厚生省(現、厚生労働省)は「おいしい水研究会」を設置し、「おいしい水」の要件をまとめています。
それによれば、ミネラル分や炭酸ガスがあげられており、これらが適度に含まれると水の味を良くするといわれています。
この他にもおいしく飲むための要素として、水温があり、およそ15から20℃の水がもっともおいしく感じられるといわれています。
よく耳にする軟水と硬水
ミネラル分を構成する、カルシウム及びマグネシウムの含有量を硬度といいます。美味しい水の条件として、硬度成分が適度に含まれることが必要と言われますが、硬度の低い水は「軟水」といい、味にくせがない水になります。
一方、硬度の高い水は「硬水」といい、しつこい味を感じる方や、まろやかな味を感じる方もいます。
浄水器について
水道水は、水道法に基づく水質基準に適合しているので、安心してそのままお飲むことができます。しかし、消毒のために注入している塩素のにおいが気になる方も多いと思います。
水道水に含まれる残留塩素を除去することできる浄水器は、においが気になる方には必要アイテムになるでしょう。