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大掃除は12月13日に行うのが正しい2020年12月07日 | 生活


大掃除のルーツは「煤払い(すすはらい)」

大掃除とは宮中の行事だった「煤払い(すすはらい)」を由来とする風習です。
煤払いをする日には諸説ありますが、旧暦12月13日は、婚礼以外は万事に大吉とされる鬼宿日(きしゅくにち)※だったため、江戸時代に江戸城で煤払いが行われるようになり、それが一般に広がったといわれています。
※「鬼」とは霊を意味し、その「鬼」が「宿」に居る日のことを表しています。

煤払いというのは単なる掃除ではなく、新年を司る年神様を迎えるための神聖な清めの行事でもあります。
年神様は、農耕神であり祖霊神でもあると考えられているため、家々にやってきて新年を生きる力や福徳を授けてくださると言われています。
一年間の間に積もりに積もった煤を払い、あらためてお正月の神様をお迎えするという行事が原型となっています。