水洗トイレの大と小レバーを上手に使って節水2020年01月19日 | 生活
水量によって「大」と「小」を使い分ける
水洗トイレの水を流すレバーやボタンには、水量によって「大」と「小」があります。
使わない方も多いと思われる小レバーですが、上手に使えば節水に役立てることができます。
1回のトイレ洗浄に使用する水量は、メーカーや機種、節水タイプであるかどうかなどにより異なりますが、一般的な便器の場合、大レバー使用時は8リットル程度、小レバー使用時は6リットル程度の水が流れます。
「意外に多いな」と感じる方もおられるかもしれませんが、トイレの洗浄には、排泄物を便器から流し出すだけではなく、配管に落ちてから平均10メートル以上流せなければならないという評価基準が設けられています。そのため、どうしてもある程度大量な水が必要になります。
大レバーと小レバーを使い分けて節水を
平成27年に東京都水道局が行った「一般家庭水使用目的別実施調査」によると、一般家庭での水道水の使用量が最も多いのは風呂(40%)で、次いでトイレ(22%)、炊事(17%)、洗濯(15%)、洗面・その他(6%)と続きます。
環境への影響や水道代を節約することを考えて、小レバーで問題ない場合には小レバーを使うよう心がけたいものです。